自動車保険等級
自動車保険の保険料については、自動車保険等級制度に基づいて年ごとの割引や割増が決められています。
契約者が所有する自動車の総台数が9台以下であればノンフリート契約、10台以上ならばフリート契約と、割引や割増の考え方が異なる等級制度が用いられています。
通常、個人で契約する場合はノンフリート契約となりますので、こちらの考え方で等級について紹介します。
優良なドライバーほど保険料が安くなり、事故を頻繁に起こすドライバーの保険料が高くなる仕組みが、自動車保険の「等級制度」です。
自動車保険の等級制度には、各社に共通するルールがあります。自動車保険に新規に加入する場合は、「6等級」からスタートとなります。
何事もなければ、翌年の契約更新時に等級は1つ上がり、事故を起こしてしまった場合は、1回の事故につき3等級ずつが下がっていきます。
火災、洪水、盗難などに伴って車両保険のみを請求した場合ついては、等級は据え置きとなります。
また、人身傷害保険、搭乗者傷害保険、無保険者傷害のみの事故は事故としてカウントされず、等級に影響はありません。
契約更新の際に他の保険会社へ切り替えた場合、車を買い替えた場合、記名被保険者を配偶者間や同居の親族間で変更する場合などは、等級は引き継がれることになります。
車を廃車にした場合や譲渡した場合は、その後5年以内に新しい車を入手し、改めて自動車保険に加入した場合には以前の等級が引き継がれることになり、「中断」と呼ばれています。長期間海外に居住する場合は、保険契約を中断してから10年以内の新規加入であれば等級は引き継がれます。
割引率は、6等級を100%とするならば10等級で60%、15等級で45%、20等級で40%となります。基本保険料が10万円ですと、
20等級でその40%の4万円ということになりますね。ルールや割引率は保険会社によって異なる場合もあり、注意が必要です。
自動車保険の等級は、長年無事故であったならば最終的には20等級となり、長期優良割引も適用されて割引率は大きくなります。
逆に、事故を多発させていると1等級まで落ちてしまい、保険会社によって対応は異なりますが、保険契約の引き受けにかなりの制約が設けられる場合もあります。事故の内容次第では、引き受け自体が行われない場合もありますので注意しましょう。
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